これからの市場の拡大は、コストダウンがうまくいくかにかかっていると思います。NEDOのPV2030(2030年に向けた日本の太陽光発電ロードマップ)によれば、太陽電池で発電した電気料金が2010年には23円/Kwh。現在、一般家庭で購入している電気料金と同レベルまで下がる見通しになっています。2020年には産業用、大口の電気料金と同じ値段の14円/kwhに。さらに2030年には原子力、火力、水力などの発電コストである7円/kwhにまで下げることになっています。
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そこまで下げられれば、太陽光発電の量は今よりも2桁も3桁も大きくなるでしょう。しかし、今の結晶系の太陽電池で6分の1まで価格を下げられるという見通しは立っていません。5年後の23円/kwhくらいまでなら現在、主流の結晶系でもいけるのではないかと思いますが、その後はまったく新しい材料とか、同じ結晶系でもまったく新しい作り方をするといった技術のブレイクスルーが必要です。でも、その技術がどこからくるかはまったく見えていませんね。