アメリカではボトックス(A型ボツリヌス菌毒素の商標名。米国Allergan社の製品)といえば、おそらく誰もが知っている新しい言葉でしょう。日本でも、プチ整形のひとつとして雑誌などでよく紹介されるようになりましたので、多くの方がご存じかと思います。アメリカ形成外科医協会(ASPS=AmericanSocietyofPlasticSurgeons)の2005年度の統計によれば、この年、14万件以上の美容外科治療が行われました。2000年度の同統計と比較すると30パーセントもの増加です。総額で推定1兆円以上が美容外科治療に費やされたことになりますが、そのうちの8割である800万件がボトックスを含む、いわゆる日本でいうプチ整形で占められています。350万件にものぼったボトックス治療は、すべての美容外科治療の中でもっとも頻繁に行われ、2000年から2005年の間に38パーセント増という飛躍的な伸びを見せました。ほかの美容外科治療がせいぜい数パーセントから数十パーセントの増加ですから、その勢いのすごさがおわかりいただけるでしょう。
赤身の肉には、脂肪を燃やして筋肉にするほかにも嬉しい効果があります。赤い肉に含まれる「チロシン」というアミノ酸が、「甘いものが食べたい」という欲求を抑えてくれるのです。ですから、日ごろから赤い肉を食べていると、自然に「甘いもの」をそれほど食べたくなくなります。一方で、肉を食べない人は、「チロシン」が足りないので、ついつい甘いものに走りがちなのです。実際、私もそんなに甘いものは好きではなかったのに、ダイエットのため「肉断ち」していたころは、どうにもこうにも「甘いもの」が食べたくなり、ドカ食いしては太るという最悪のスパイラルにはまっていました。もちろん、「チロシン」はタンパク質ですから、肉のほかに魚や卵にも少しは入っています。けれども、肉を食べたほうが吸収率がよいのか、改善が早いのです。こういった意味からも、私はみなさんに赤身の肉をおすすめするのです。
水虫は治りにくい病気だといわれる。しかし、それは本当なのだろうか。足の裏に水泡ができたり、皮がむけると私たちはすぐに「水虫」に感染したと思い込んでしまう傾向がある。確かに命にかかわりのない病気であるし、医者にいくほどのことでもないので、勝手に自己診断して塗り薬をつけておくだけという場合もあるだろう。実は、これが水虫を治りにくくする原因なのだ。実は、本当の水虫は足にできる皮膚病の半分程度でしかない。さらに、水虫の菌だけによるものはその半数だけである。足にできた皮膚病=水虫ではないのだ。水虫というのは、専門家でも判断が難しい。見ただけでの診断は難しく、確実に診断するには顕微鏡を用いて菌を観察しなければならない。素人判断は不可能に近い。水虫でない皮膚病にどんなに効く水虫の薬をつけても効くわけがない。反対にかぶれてしまったり、他の細菌に感染して二次感染を起こしてしまう可能性もある。水虫が治りにくいと考えられるもう一つの原因は、症状がなくなったからと薬を塗るのをやめたり、薬をのまなくなったりしてしまうことだ。水虫は治ったように見えても、皮膚の下には菌が残っていることがある。だから、薬の使用をやめてしまうと、菌が根本から退治できずに、再発してしまうのだ。